片道5時間をかけての日帰りバスツアー
途中ノルマンディーの田舎町に立ち寄り
いよいよお待ちかねの
夢にまで見た世界遺産・・・
憧れのモンサンミッシェルに到着しました☆

この写真のほんの少し前に
奇跡のような『光の魔法』が現れて
憧れのモンサンミッシェルから
このうえないほどの熱烈歓迎をうけました
『なんなの~?』ともし気になってくださったなら
ぜひコチラの記事をどうぞ☆
↓ ↓ ↓
☆過去記事☆→憧れの世界遺産☆モンサンミッシェルで奇跡の光景・・・!!

バスから降りて最初に見上げた景色
『みなさ~ん、見えますか~??
あれが「大天使ミカエル」ですよ~!』
ガイドさんが指差した先
修道院の屋根のてっぺんには
空に翼を広げたような像が立っています
長い長い道のりの途中
バスの中でガイドさんが話してくれた
モンサンミッシェル誕生の言い伝え・・・
せっかくなのでここで
『簡単モンサンミッシェルガイド』です☆
もともとこの島は『トンブ山(モン=トンブ)』と呼ばれ
先住民のケルト民族が信仰する聖地でした
今から1300年以上もさかのぼり
時は708年
とある夜のこと・・・
トンブ山にほど近い
アヴランシュという町の司教オベールが
ある夢を見ました
大天使ミカエル(仏語でサン=ミッシェル)が現れ
『この岩山に聖堂を建てよ』と命じたのです
だけどオベールはただの夢か悪魔のいたずらだと
まったく信じませんでした
ふたたび同じ夢を見てもやはり信じず・・・
そして3度目、大天使ミカエルは
信じないことにしびれを切らし
オベールの額に指を触れて強く念じます
するとオベールの脳天に稲妻が走り
翌朝、頭に触れてみると
そこに穴が空いていました!
さすがのオベールも
ミカエルのお告げがホンモノであると確信し
ついに聖堂の建設をはじめ
それが『聖ミカエルの山』
『モン=サン=ミッシェル~Mont Saint-Michel~』
・・・となったのです☆
いやはや・・・まさに『伝説』
脳天に穴が空いてたら
朝まで寝てなんていられないよねぇ~???
・・・などというツッコミは愚問です
ここは華麗にスルーしちゃいましょう 笑

写真は島内への出入り口『アヴァンセ門』
まだ点灯はしていないけれど
この時期(11月末~1月初め)にしかない
イルミネーションの飾りがついてます☆
この時期だけの夜景は確かに
とってもキレイなんだけど
歴史ある修道院を
現代的なイルミネーションで飾ることに関しては
厳かな雰囲気に似合わないと
反対意見もあったりするのだそうです
その気持ち、わからなくもないけれど・・・
『この時期限定』ってのにはめっぽう弱いので
私的には全然オッケーです 笑
さてさてここからは自由行動・・・というところですが
修道院の上へはどうやら
通常の参道を通るルートの他に
ショートカットできる近道があるそうで
ゆっくり行きたい方はここからご自由にどうぞ~
一気に上へ上がってから
降りつつゆっくり散策したいという方は
私のあとを着いてきてください・・・とガイドさん
ただ『近道』というハイリターンには
ハイリスクがつきもの
かなり階段が多くなるので
体力に自信がない方は
メインの参道の坂道をどうぞ・・・とのことで
バスに乗ってたほとんどの若手女子グループたちは
ガイドさんにぞろぞろ着いて行った気がします
若手・・・とは言えない私ですが
ここはバスのおとなりさんと一緒に
負けじと着いていきました~笑
さて、どこをどう登るのかしらん???
ワクワクしながら歩いていると
いきなり左側にあったのは
有名なこのお店・・・

『ラ・メール・プラール~La mère Poulard~』
モンサンミッシェルに行ったら
必ず食べるべし!という名物
ふわっふわなオムレツの店です
『わぁ~!世界ふしぎ発見とかで何回も見たあのお店だわっ!!』
おのぼりさんテンションスタートです☆
だた私としてはとっても残念なんですが・・・
日本(東京・丸の内)にも
お店がオープンしちゃいましたね~
現地しかないのが良かったのに
なんだかありがたくない気がしちゃうのは
私だけでしょうか~~・・・泣

さらに進んで
マリア様に見守られながら
『王の門』をくぐると・・・

両サイドにお店が並んだメイン通り
『グラン リュ~Grande Rue~』の始まりです
ちなみに上の写真の右下で
看板を指差してくれてるのが
今回のツアーのガイドさん
とってもお話上手なベテランガイドさんでラッキーでした

ちなみにこの写真
みんなの重装備がわかりますね~
ダウンコートにニット帽
12月のノルマンディー地方は寒いっ!
きっと同じようなクチコミ情報を
おのおのどこかしらでゲットしたのでしょう
私も含めほぼみんなこんな感じでした 笑
さぁ!ここからショートカットスタート☆
メイン通りをぐんぐん進まず
途中で横道に入って
急な階段をひたすら登ります

階段をひぃふぅ登る私たちを
大天使ミカエルが見守ってくれてました☆
(だけど脳天攻撃はやめてね・・・笑)

海が見える少し高い場所に上がってくると・・・
空の広がりと奥行き感が
なんともがすばらしい絶景でした☆

修道院の入り口の少し手前まで上がってくると
モンサンミッシェルの歴史博物館があったり・・・

そろそろゴールはすぐそこ
外壁の細かな装飾も見えてきて
気持ちがキュっと引き締まるようでした
(寒かっただけだったり!? 笑)

さっきとはまた少し
違う方角からの海の景色・・・
地平線と厚い雲の合間に
天から降り注ぐ光のカーテン
こんな景色、見たことない・・・・!!!
あまりにも幻想的で
天界にでもまぎれこんだような感覚☆

大天使ミカエルもずいぶん大きく見えてきて
金の装飾もはっきりわかるようになったら
もうそこは修道院入り口・・・
過酷な急階段ショートカットも
無事ゴールです 笑
そしていよいよ
中世教会建築芸術の傑作とも呼ばれる
修道院内部へ入ります!
1300年の歴史を感じながらの散策のお話は
次回にゆっくり・・・☆
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- 10 Comments
さえ
きれいですね!
ミカエル超こわい(笑)。
修道院への道は清水寺の参道みたいとか
江の島みたいとか言う人もいるけど(笑)、
かおりさんの写真を見ると、街並みもとっても
良い雰囲気ですね!
写真が上手いだけなのかしらん。
俗っぽい感じは無かったですか?
たかこ
No title
こうやって見ると、もっとじっくり見れば良かった・・・って思ってしまうわ。
私は高い所が苦手なので、添乗員さんに「高い?高い?」って聞いてたのw
頂上の辺りで皆さんが「わぁ~」って言ってるのに、私ったら遠目で・・・その姿、しっかりビデオに録られてたわよ(+o+)
降りる時は、くるくる回る小さな階段で、危うく目が回って気持ち悪くなる寸前に下に降りられたって感じ。あの階段がショートカット???
天国の入口では、ダーリンがそそのかされて入りそうになったので、「天国はまだ早いから止めてちょーだいよ」って突っ込んでみたけどw
オムレツは島外のバッチリ見えるレストランで頂きました。
デザートまでメレンゲで、空気が溜まったわ~。
オムレツのお味は・・・ケチャップ欲しい・・・でしたw
あ~参道のクレープ食べたかったな・・・
かおり
さえさんへ♪
あの参道って
江ノ島や清水寺みたいって言われてるんですね~☆
江ノ島には行ったことないですが
清水寺の参道・・・、ちょっとわかるかも 笑
おみやげショップがいっぱいあって
しかも観光客の日本人率はダントツトップらしく
チラホラ日本語の看板もあったりするのでそう思えるのかも!
だけどやっぱりそこはモンサンミッシェル
俗っぽいという感覚はありませんでしたよ♪
写真テクは上手になりたいですがまだまだです~
ブレブレ写真もたくさんある中でかなり厳選してますよん
だけど上手に見えてるならうれしいです~☆
かおり
たかこさんへ♪
たかこさん、高いところ苦手なんでしたね~
あれだけの階段を上がっての場所は
確かに高いですもんね!
へっぴり腰なたかこさん、ちょっと見てみたいですよん 笑
ぐるぐる廻る階段は修道院内の最後のほうですよね~たしか☆
私の言うショートカットルートっていうのは
修道院までの参道の坂道をグルっと登らずに
横道の階段を上がって修道院入り口まで・・・ってコースのことなんです~
そしてそして『天国の入り口』ってどこのことでしょう~!?
私たちのツアーは修道院内はご自由に・・・だったので
ガイドさんの説明なしで散策したので・・・!!
気になるので調べてみますね~☆
オムレツ話は次の次くらい?になりそうですが・・・
ふわっふわとはほど遠い、とっても残念なオムレツを頂きました~ 笑
たしかにマイケチャップ持ってけば良かったです☆☆☆
そう、ガイドブックに載せてもらったほうがいいかもですね 笑
さえ
No title
かおりさんの写真、とっても上手ですー
ブログを始めると、もっと上手く写真を撮りたいなって思いますね^^
清水寺っぽい、って話していた友達は、人が多すぎて
疲れちゃった、とも言ってました。
島の外から眺めた時が一番感動したらしいです(笑)。
人が多くて俗化するのは、人気のある観光地の宿命かもですね。
次回は修道院の中に入るんですね。楽しみにしてます☆
かおり
さえさんへ♪
こんばんは~☆
お返事ありがとうございます!
写真、褒めてもらってほんとにうれしいです~♪
だけど実はほんのちょこっと修正?というか
斜めになってたら角度を調整したりとか
暗い場所で写りが悪いものは
明るさを調整して見やすくしてみたりとか
実はちょこちょこやったりしてますよ☆
せっかくの思い出の旅写真だから
色合いまでは変えないようにしてますが・・・
過去記事では逆にあえてセピアにしてみたりして
同じ写真でもいろんな雰囲気を楽しんだりもしてます~
ほんと写真はうまくなりたいって思いますね☆
あとデジタル一眼もいつか欲しくって
デジイチ貯金をためようと思ってます~!
ま、いまのところはとうぶん安いデジカメ止まりですが 笑
モンサンミッシェルの参道ってたしかに
普段はとっても混むみたいですね
私が行ったときは日曜で休みのお店も多くて
けっこう観光客も少なかったんです~
それが良かったのかもしれませんね☆
どこに行っても混んでるってだけで
ちょっとテンション下がっちゃいますもんね~
結果オーライで良かったです♪
まいこ
ミカエルさま…
かおりさん こんばんは!
いよいよモンサンミッシェル上陸ですね^^
ミカエル…大天使のわりに”いらち”なのかしらん(笑
なかなか動かないオベールの脳天をかち割るという荒技!笑 ステキ!
がっしりした門や修道院、重厚感がありますね~
1000年以上も前に建てられたなんて信じられません
冬の空から指す光のカーテンも感動的…☆
参道でなにか買われましたか??
修道院内部がどんな風なのか気になります^^
名物オムレツレポも楽しみにしてまーす♪
かおり
まいこさんへ♪
そうなんです~大天使なんていいながら
ミカエルってばけっこうオラオラ系!? 笑
まさに『イラチ』そして『脳天カチワリ』
・・・その表現がピッタリですよん!
それにしてもまいこさん
意外なコテコテ関西ボキャブラリーをお持ちで・・・笑
潮の満ち干きで海に浸かってしまうモンサンミッシェル
昔は『遺書を置いて行け』といわれるくらい
その道は過酷だったようです
そんな場所ならではの歴史の重みが感じられましたよ~
参道ではおみやげ買いました♪
オムレツも・・・食べましたが・・・
だけどいろんな意味で?ツアーならではの残念な事態になったり・・・
それは次回お話しますね~☆
ゆうひ
No title
また明日・・・からずいぶんたってしまいました
かおりさんのパリ日記は本当に色んな情報がたっぷりでね☆
自分が現地でガイドさんに説明をしてもらっているような錯覚におちいってしまいますよ♪
脳天攻撃・・・お、おそろしすぎますっ!
でも3回目でブチ切れて脳天に穴をあけちゃう大天使サマ、ちょっと気が短かすぎですね
そっか、そんなにのぼっていくトコロなんですね・・・
まだ数年先にはなるであろう私のパリ旅行(願望)
ちゃんとてっぺんまでのぼれるかなぁ
次は中が見れちゃうんですね♪
楽しみにしてまーす
凸♪
かおり
ゆうひさんへ♪
いつもお忙しい中見に来てくださってありがとうございます~
私のブログ更新ペースが
すでにかなりのマイペースなので・・・
これからもなにも気になさらず
ゆうひさんの時間がゆるすタイミングで見に来てくださいね♪
私のつたない真似っこガイド
楽しんでいただけてうれしいです~
『イラチのミカエル』と題しても良かったくらいのエピソード
ほんとビックリですよね 笑
ゆうひさんの願望がいつか現実になるときは
ぜひぜひゆうひさんの旅日記にアップされる
ステキな写真たちを楽しみにしてますね♪
ゆうひさんの撮られる写真
アングルや小物使いがとってもステキで大好きなんです~☆☆☆
なのでいつもゆうひさんのブログ写真を見ては
ひそかに参考にさせてもらっています!
レッスン1は『真似することから・・・』と(勝手に思って??)
似たようなアングルが多いかもですが
勉強中なのでお許しくださいね~!