*Café de Kaori*

     パリに恋する私の旅の記録と、日々のちいさなしあわせ日記。

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    ルーブルの名画たち~Le chef-d'oeuvre~

    さてさて今日はルーブル美術館のお話の続きです♪

    モナリザとの感動のご対面を無事終えた
    その少しあとに時を戻しまして・・・

    2011年12月16日 午前10時半ごろ
    場所はもちろんルーブル美術館 ドゥノン翼2階 モナリザの部屋

    ここには本当の意味での『超大作』がもうひとつ

    それはちょうどモナリザと向かい合うように
    反対側の壁にかけられたこの絵・・・




    2011-12-16 10.26.38



    『カナの婚礼』~Les Noces de Cana~ 
    パオロ・ヴェロネーゼ作 1563年


    縦6,7m 横9,9m!
    面積でいうと66平方メートル!

    まるでマンションの広さを表すくらいの大きさ 笑

    数々の巨大絵画を所蔵するというルーブルの中でも
    最も大きい絵なんですよ~
    それだけでも見る価値ありの一枚です☆

    カナとは地名でイエス・キリストが育った町のこと

    この絵はそこで行われた婚礼の祝宴で
    イエスが初めて起こした奇跡の場面を描いています

    1週間も続く長い祝宴の途中に
    用意していたぶどう酒がなくなってしまうと
    イエスが樽一杯の水をぶどう酒に変えたんだそう

    まるでドラえもんのようなお話 笑

    この奇跡から弟子たちは
    イエスを信じることになったといわれる
    新約聖書に記された一節を表したものだそうです

    真ん中に座り頭に少し光が差しているのがイエス
    その左側に座るのがマリア

    他には楽器を弾く人、歌う人、食べる人、飲む人・・・
    楽しい宴の雰囲気が画面いっぱいに伝わって来ます♪

    描かれた人の数は130人にもおよび
    とにかくその大きさと言ったら
    たんなる絵というよりもう壁画のよう

    それもそのはずよくよく調べてみると
    もともとはヴェネツィアにある修道院の
    食堂の壁面を飾るために描かれたものだそう

    そしてなんとあのナポレオンによってパリへ持ち去られ
    ルーブルに所蔵されることになったんだって☆

    いやはや『持ち去る』ったって
    66平方メートルもの大きさですよっ

    クルクル丸めても相当のものです
    ま・・・たぶんそんな運び方はしてないとおもうけど 笑

    さすがは天下のナポレオン!
    スケール大きさはハンパないですね

    そしてこの絵が
    モナリザと同じ部屋に飾られていることからしても

    ルーブル美術館に数ある大作の中でも
    重要な意味のある作品だということが感じられました☆

    『小さな魅惑の微笑み』と
    『大きなイエスの奇跡』

    ふたつの対照的な超大作を堪能して
    モナリザの間からグランドギャラリーへ・・・



    2011-12-16 10.55.14



    グランドギャラリーと呼ばれる
    長い通路の両側の壁を
    天井にまで届くほど
    たくさんの作品が埋め尽くしています☆
          ↓


    2011-12-16 10.51.08


    そしてその中でも
    ガイドブックに必ず出てくる
    ルーブルでは必見の名画
          ↓


    2011-12-16 10.33.22



    『美しき女庭師』~La belle jardinière~ 
    ラファエロ・サンティ作 1507年


    ・・・この絵のことをお話する前に
    私の大きな失敗をひとつ

    写真を見てもらってわかるように
    作品に『フラッシュ』が写りこんじゃってるんですが・・・

    ルーブル美術館内での大事なルールを
    知らずに違反してしまっていました!!

    ※ルーブル美術館のフラッシュ撮影について※
          ↓   ↓   ↓
    実はルーブル美術館でのフラッシュ撮影は
    『禁止事項』となっているのです!

    フラッシュなしでの写真撮影→OK(一部、撮影自体NGの箇所もあり)
    フラッシュでの撮影→NG

    というルールなのですが完全に私の認識不足で
    フラッシュありで撮影してしまいました

    まずはルール違反なのにもかかわらず
    そのまま載せてしまうことおゆるしください

    今回この記事に関しては
    旅日記を綴っていくうえで
    どうしても載せたかった写真たちなので

    あえてそのまま掲載させてもらうことを
    おゆるしいただければ・・・と思います

    そしてこのブログを少しでも旅の参考にと
    読んでくださってるみなさんへは
    とっても勝手なアドバイスにはなってしまいますが・・・

    ぜひルーブル美術館へ行かれる際は
    フラッシュをOFFでの撮影をお願いします

    ただしこれからは私自身ももちろん
    旅先での大切なルールを
    その都度きちんと確認して行動することと

    ブログの中に間違った情報を
    載せてしまうことのないよう
    気をつけていきます

    そしてこれからも
    楽しい記事を綴っていけるよう
    心がけたいと思います

    (以上、追記でした
     読んでいただきありがとうございます☆)





    では改めて
    本題に戻ります・・・

    『美しき女庭師』のお話を☆

    この『美しき女庭師』というのは通称で
    本当の名前は『聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ』

    ラファエロは生涯50点もの聖母子像を描いていて
    その中でも最高傑作と言われるこの作品

    聖母マリアと2人の子供を結ぶピラミッド型の構図は
    ダヴィンチやミケランジェロの影響を受けているそう

    とても調和が取れたすばらしい構図です☆

    そもそもなぜ『女庭師』?と思って調べてみると
    フランス名についている『jardinière』には
    『庭で子供を遊ばせる女性』という意味があるんだって

    けっして『庭を整える作業員』的な意味ではないらしく
    (そりゃそうでしょう 笑)
    ほっほ~ん、なるほど~なのでした☆

    そうそうルーブルの聖母子像といえばコレという
    ダヴィンチの『岩窟の聖母』という超有名作品

    これはどこかへ貸し出されていたのか
    もしくはメンテナンス中???

    下調べしておいた場所を何度探しても
    みつけることができず・・・残念☆



    だけど次に出会えたダヴィンチの名作はこれ!



    2011-12-16 15.34.39



    『洗礼者ヨハネ』~Saint Jean-Baptiste~ 
    レオナルド・ダ・ヴィンチ作 1513~1516年


    洗礼者ヨハネとはイエスに洗礼を施した人物のことで
    この絵はモナリザと同様謎が多く

    そしてこれもまたダヴィンチが
    生涯最後まで手元に置いたという貴重な作品だそうです

    真っ黒な背景の中うっすら浮かび上がる
    人さし指を天に向けほほえむ美しい預言者『ヨハネ』

    意味を深く知らなくともなぜか惹きつけられる
    えも言われぬ存在感のある作品です☆


    ここからはどんどん行きましょ~☆


    2011-12-16 10.42.31


    ふたたびラファエロの作品

    『堕天使を駆逐する聖ミカエル』
    ~Saint Michel terrassant le demon, dit Le Grand Saint Michel~
    ラファエロ・サンティ作 1518年


    ミカエルが槍を振り下ろす瞬間の
    躍動感に思わず目を奪われ

    柱と柱のあいだにちょうど良くおさまっている
    そのバランスにも目が止まりました☆


    2011-12-16 10.43.26


    これはジュゼッペ・アルチンボルド作の肖像画シリーズ
    それぞれその名も
    『春』 『夏』 『秋』 『冬』 1573年

    左上→『冬』 右上→『秋』
    左下→『夏』 右下→『春』

    野菜や木の根が組み合わさって
    人の顔になっているなんとも不思議な絵☆



    2011-12-16 15.37.35



    『民衆を導く自由の女神』~La Liberté guidant le peuple~
    ウジェーヌ・ドラクロワ作 1830年

    この絵はフランス7月革命を表していて

    『自由』 『平等』 『博愛』を表す
    青・白・赤のトリコロールカラー

    後にフランス国旗となるその旗を
    自由の女神が掲げ民衆を率いています

    力強さの中に柔らかい女性らしさも感じさせる
    すばらしい作品です☆



    2011-12-16 11.01.33


    『メデゥース号の筏(いかだ)』~Le Radeau de la Méduse~
    テオドール・ジェリコー作 1819年

    これも縦横 491cm×716cmと大きな作品

    フランス海軍のメデゥース号が
    指揮官の無能さゆえに難破したという
    悲劇的な事件を表したこの絵

    起こったばかりの事件を取り上げて主題にしたことで
    この絵は世間の感心を呼ぶこととなり
    ジェリコーはその名を大きく知らしめたのだとか

    わかりやすく言えば
    タイタニックの悲劇を
    事件直後に描いたようなものですね・・・

    あまりのタイムリーさゆえに
    見た者が受けるショックは大きく
    (そうでなくてもかなりリアルな描写だし・・・)
    世間で大きな話題となったのでしょう



    2011-12-16 11.04.30



    『ピグマリオンとガラテア』~Pygmalion et Galatee~
    アンヌ=ルイ・ジロデ=トリオゾン作 1819年
     

    この絵は事前にチェックしていなかったんだけど
    あまりの美しさに目が止まったもの

    神々しく光を放つ裸婦の白い肌と曲線美
    とてもすばらしい作品です☆


    2011-12-16 11.05.44



    そしてまたも超大作☆

    最初に紹介した『カナの婚礼』に次いで
    ルーブルの所蔵作品の中で2番目に大きな絵です

    『ナポレオンの載冠式』~Le sacre de Napoléon~
    ジャック=ルイ・ダヴィッド作 1807年


    縦6.3m 横9.7m 約61平方メートル!
    絵をみる人々と比べるとわかりやすいですね

    1804年にノートルダム大聖堂で行われた
    ナポレオンが皇帝の地位に着いたことを誇示するための
    絢爛豪華な式典儀式を表しています

    またもやナポレオンの偉大さを感じさせられる作品☆



    2011-12-16 15.40.04



    そしてこれも有名作品☆

    『グランド・オダリスク』~Grande Odalisque~
    ジャン=オーギュスト・ドミニク・アングル作 1814年

    『オダリスク』とはトルコのハーレムのこと
    『グランド』とつくのは
    この絵が縦91cm横162cmにも及ぶ大作だからだそう

    肩から腰への曲線はなめらかさを強調するように表現され
    「実際よりも脊椎骨3つ分体が長い」
    と批判された事で有名になったんだそう☆

    それっていわゆる『胴長』・・・ってことよね

    こんなに美しいんだから
    『それは言わないで』って
    彼女の声が聞こえてきそう 笑


    さてさてここで『かおりオリジナルガイドブック』
    ドゥノン翼2階にある主なチェック作品に
    無事たどり着くことができました☆



    2012-10-14 12.04.35



    ・・・とは言っても
    まだまだたったの見開き1ページ分☆

    ルーブルのほんの一角を見ただけだけど
    これだけの大作続きでもう
    私の脳の『芸術』に触れる部分は
    脳しんとうでも起こしそうなくらい 笑

    だけどまだまだ続きますよ~☆
    ルーブルの内観から
    初めてのランチまで・・・

    次回をお楽しみに♪




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     1日目・ルーブル美術館

    - 4 Comments

    まいこ  

    ルーブルすごいっ

    嬉しい週末の夜にかおりさんのルーブルご案内が
    アップされていてさらにハッピー♪
    オリジナルガイドブック素晴らしい出来映えだわ☆
    愛と気合いが伝わってきます。

    ルーブル美術館は本っ当に圧巻ですね。。すごい。
    美術の教科書に載っている超有名作品がズラリですもん。
    見とれているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいそうです。

    ラファエッロやドラクロワ、アングルなどなど
    それぞれの名画がとってもわかりやすくて勉強になりました(^^)
    66平方メートルの「カナの婚礼」は迫力でしょうね~!
    そして、ダヴィンチのヨハネ初めて観ました。
    妖しい魅力のとても印象に残る作品ですね。

    いつか私もパリの空気を感じながら歩いてみたいな♪♪

    2012/10/26 (Fri) 23:13 | REPLY |   

    かおり  

    Paris愛☆

    まさにその言葉がピッタリかも
    まるで原監督だけど 笑

    全てについて熱く語りたくなるところを
    なるたけ簡潔に…とは思いつつ
    やっぱり熱くなっちゃう☆

    まいこさんが同じテンションで読んでくれて
    それがとっても励みになります〜♪

    それにしてもフランスとイタリアって
    知れば知るほど関係が深くて
    美術にしても歴史にしても…
    だからますますイタリアにも興味がわいて
    まいこさんのブログではまた勉強になったりで
    なんだか一石二鳥で楽しいですね☆

    こんなことなら学生時代
    もっと世界史勉強しとけばよかったなぁ〜 笑

    2012/10/26 (Fri) 23:37 | REPLY |   

    黒い耳  

    No title

    初めまして黒い耳と申します。
    ルーヴル美術館の見るべき作品を的確に書いていらして、
    とても参考になりましたが、一つだけ「?」な事がありました。
    確か、フラッシュ撮影は禁止だったのではないでしょうか。

    2013/06/28 (Fri) 01:57 | REPLY |   

    かおり  

    黒い耳さんへ♪

    初めまして!ようこそお越しくださいました~☆
    『参考になりました』というお言葉は何より
    うれしいお言葉です!
    長々最後まで読んでくださりありがとうございました♪

    そしてフラッシュ撮影のこと
    ご指摘ありがとうございます!

    改めてきちんと調べてみたところ
    黒い耳さんのおっしゃるように
    撮影はOKでもフラッシュは禁止でした!
    なんとも言い訳できないのですが・・・
    完全に私の認識不足でした、ごめんなさい!

    これからこの記事を読んでくださる方に誤解がないよう
    記事を一部削除&追記させていただきました

    こんなつたないブログではありますが
    よかったらぜひまたお越しくださいね♪
    そしてまた何かギモンなどあれば遠慮なくコメントくださいね☆

    2013/06/28 (Fri) 22:28 | REPLY |   

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